良かった!の日記

ADHD専門医から、たくさんの良いことを教えていただいたのでブログに残していきたいです。

【ネタバレあり】私が号泣で読み聞かせが無理だった息子の選んだ本

4年前、電車好きな息子が図書館で選んだ本・・・。
「はしれ江ノ電ひかりのなかへ」という本ですが、
初めて見た本で内容は全くわからなかったから、
「江ノ電の本ね~」と思っていたら号泣する本でした。

 先に読んだ息子の感想

 小学2年生のある日、ホームセンターに行く前に寄った図書館で
息子が一冊の本を選んできました。
「はしれ江ノ電ひかりのなかへ」という本。
見たり聞いたこともない本で表紙の感じからして
「楽しそうな電車の本を見つけたね!」と借りてきました。

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息子は早く読みたくてホームセンターに着いたら
「車で本を読んで待っている。」と言うので
私はホームセンターへ行きました。

戻ってくると夢中になって読んでいました。
「病気になった本。」と意外な答え・・・。
同じ敷地内にある「100円ショップに次は行くよ。」
と言っても、いつもは「行く!」と返事をするのに
「読んで待っている。」と言うので私1人で行くことにしました。

急いで戻ると読み終わっていて「男の子が病気だった。可哀想だった。」
と教えてくれ、想像外のことに「え?そうなの?」と少しビックリし、
どんな本か気になりました。

1回、読んだら

どれどれ?と読んでみました。
3分の1ほど読んだところで目がウルウルして涙が出そうに
なりました。
そして主人公の男の子がお父さんに
「ねえ おとうさん、ぼく うまれてきて よかった?」
この言葉を読んでしまったら号泣です(T-T)
泣きながら最後まで読みました。
15分程、涙が止まらず・・・。

どうしても読み聞かせしたい!

息子は自分で読んで内容もわかっているみたいでしたが
私からも読んで聞かせたい、読みながら話をしてみたかったので
読み聞かせに誘いました。

一度、読んでいるから、もう泣かずに読める気がしていたものの、
読む前に「お母さん、1人で読んだ時に10分くらい泣いた。」
と最初に言って読み始めました。

でも、やっぱり男の子がお父さんに話しかけるところまできたら、
声がつまってしまい、頑張って声を出そうとしたら
一気に号泣してしまいました。

涙が出たら、もう先まで読めなくなって、あまりの大泣きに
息子が「お母さん、読まないでもいいよ。」と言ってくれました。

生きていることの意味

うまれてくること、生きていることって、すごいこと
ゆめ、協力してくれるまわりの人たち、奇跡
色々なことを、この男の子から教えてもらいました。

一度、読んだら忘れられない感動の本です。

この本の説明

1999年に発売された本当の話の本です。
当時は新聞やテレビで紹介され話題にもなったようです。
そして2005年に日本テレビ系の24時間テレビで
「小さな運転士 最後の夢」というドラマになっていました。

今回、ブログに載せるために再度、図書館から借りてきて読んで、
ウィキペディアに出ていたドラマのあらすじを読んで、
ずっと涙が止まらず、泣きながらブログをつくっていました。

初めて読んだ時から、「たくさんの人に読んでほしい本」と
思っていたのでブログに書かせていただきました。