良かった!の日記

ADHD専門医から、たくさんの良いことを教えていただいたのでブログに残していきたいです。

【魔力の胎動】ネタバレあり!子供が川で溺れたら、あなたは川に飛び込みますか?

大好きな東野圭吾さんの読んだことのない本を見つけたので久しぶりに読み、
短編の中の1つの話に、とても考えさせられました。  

少々、ネタバレしてしまいますが思うところがあり書いておきたくなりました。

同じ主人公の短編が4つと「ラプラスの魔女」に関連する短編が1つ入っています。

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その中に「子供が川に落ちて寝たきりになってしまった家族の話」があります。

子供が川に落ちた時、母親は自分も飛び込んで助けようとしましたが、父親は母親が飛び込んでも子供には追いつけないので、2人で岸から助けることを考え母親が飛び込むことを止めたのです。

結果、子供は川で見つかったのですが植物状態になってしまいます。

母親は止めた父親を許せず、父親の方も自分の選択が間違っていたのではないか?と、ずっと悩んでいる・・・そんな話でした。

「もし私が同じ立場になったらどうするか?」

やっぱり私も飛び込むと思います。

たとえ子供を助けられなく、自分も助からなかったとしても。
もしかしたら子供だけは助けられるかもしれないし・・・。

主人にも「もし息子が川に落ちたらどうするか?」と聞いたら
「すぐに飛び込んで助ける。自分は助からなくても子供は助ける。」との返事でした。

東野圭吾さんの本は考えさせられることが多いです。

「人魚の眠る家」も植物状態になった子供の奥が深い話でした。
2018年11月に篠原涼子の主演で映画にもなりましたね。
そのうちレンタルで見るか、テレビ放送で見るか?という感じです。


また「魔力の胎動」は「ラプラスの魔女」と主人公が同じです。
どちらを先に読んでも良さそうですが「ラプラスの魔女」が先に発売されているので
私は先に「ラプラスの魔女」を読みました。

2015年5月に発売だったので、もう4年も経っているんですね!
もう1度、「ラプラスの魔女」を読みたくなりました。
そして、こちらも2018年5月に櫻井翔&広瀬すずで映画化されています。

東野圭吾さんの本はスゴイですよね。

1年で2つも映画が公開されるなんて。

久しぶりに東野圭吾さんの本を読んで色々と思ったのでした!

私のオススメの本です^^

感動したい方、泣きたい方は、ぜひ、どうぞ!